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望月眼科の臨地実習3

※当院の臨地実習を紹介するシリーズ第3弾です。前回の記事はこちら

当院では、臨地実習中にLASIK機器を使用した手術を見学する時間を設けています。

こちらのエキシマレーザーは、角膜を削り、形状を変化させて近視、遠視、乱視を矯正します。
他にも顆粒状・帯状角膜変性症などによる角膜混濁を削り取ることもできます。
この治療を治療的表層角膜切除術(以下PTK)と言います。


顆粒状角膜変性症の画像

今回はPTK見学を行いました。
見学に入る前に、なぜ手術を行うことになったかや、角膜所見、手術時の角膜切除量などを担当スタッフが実習生に説明し、内容を理解してもらいます。

当院では、PRK手術の際の機械操作はORTが行っています。
今回は実習生にわかりやすいように、モニターを見ながら「いま上皮切除から実質切除に移行したところです」など、手順ごとに説明していきました。

この他にも、入退室する患者さんへの対応、術中の声かけ、術後の注意事項の説明など、教科書では扱わないような実務についても学ぶ機会になったのではないでしょうか。

次回は問診から診察見学までの流れについてご紹介します。

視能訓練士 坂本