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眼科ケアに執筆しました

こんにちは。視能訓練士の大平です。
今回、私ともう一人、視能訓練士の坂本が、眼科ケアという専門誌で検査のコツについて書かせていただきました。

眼科ケアとは、眼科疾患や検査結果の見方、検査のコツなど外来で役立つ知識をわかりやすくまとめた眼科領域の医療・看護専門誌です。

今回の特集は、検査をスムーズに行い、「患者さんを待たせない・時間をかけすぎない」を目的とした内容でした。

私はOCT検査について執筆しました。
OCT検査とは眼底の断層画像を取得することができる検査です。
疾患の診断や治療の評価に必要な検査で、施行する頻度も多いです。

自分の経験をこのような形で伝えることは初めてで、役立つ情報を伝えられるか、検査のコツなどをどのように伝えたらいいのか、伝え漏れはないかなど、不安や緊張を抱えつつ、いろいろと考えながら取り組みました。

執筆にあたり、私が新人の頃、検査の時に何に困っていたのかを思い出してみました。
「眼底のどこを撮影したらいいかな」
「撮影した画像の結果はこれでいいのかな」
「眼底が見えない、固視が安定しない、撮影したい部分が見つからない、どうしよう」

こういった同じ悩みを持つ視能訓練士のスキルアップに繋がるような内容に仕上がったと思います。

私自身も、執筆しながら、改めて患者さんへの声掛けや検査説明が大事だなと思いました。
今回の経験で、丁寧かつスムーズに検査を行えるように、検査のポイントをより意識するようになりました。これからもこの経験を活かして検査を行いたいと思います。